終わりのない夜、君の手を(2)
あらすじ
【過保護で底知れない愛着攻×愛情欠乏症なネコ受】
離れては生きていけない――幼馴染×共依存BL
スキもキライも、幸せの意味もよくわからない。体を重ねることでしか、人と繋がれない奏太(そうた)。そんな奏太が可哀想で、可愛くてたまらない基央(もとお)。
傷だらけの過去を隠すように、ふたりだけで生きてきた。
ノラ猫みたいに奔放な奏太を甘やかしては虚しくなる。だけど誰にも渡せないから――笑顔の奥に、狂おしいほどの執着と嫉妬を閉じ込めて、基央はある行動に…。