狂い鳴くのは僕の番 ;β 1
あらすじ
大手広告代理店に勤め、面倒見がよく部下から慕われる鵜藤の下に
新卒・雀部が配属される。
出世に燃え、入社早々ナメた態度をとる彼を
生意気ながらも放っておけないと感じる鵜藤。
その矢先、雀部の秘密 “人を惑わし、劣情を煽る特異体質“に触れてしまう。
親友の裏切り、親の虐げ…奪われるだけの人生から抜け出すために――。
発情期を持ち差別される身分を隠し、実力でのし上がっていこうとする雀部。
見守りながら、時に発情の苦痛を和らげる手を貸す鵜藤。
しかし、かつて大事な存在を守れなかった過去が、踏み込むことを躊躇させる。
一方、二人の思いとは裏腹に上層部の思惑は、雀部を淫らに開花させる方向へと――…。