違国日記 11巻
「姉さん、わたしが
姉さんの大切なあの子を大切に思ってもいい?」
槙生が朝と暮らして2年半。
他人との関係に縛られずに根無し草のように過ごしてきた槙生にとって、
気づけば朝はだいぶ近しい存在になっていた。
朝の人生にどこまで立ち入っていいか悩み、
朝を置いて死んだ姉に思いを馳せる。
保護者として、大人として、
槙生は朝の未来に何を思うのかーー。
わたしたちの“これから”はどんな海へ?
終幕の向こうへ漕ぎ出す最終巻!