STAYGOLD 5巻
中山家を出て、2年ぶりに帰省した駿人はすっかり大人びていた。
もうあの頃のように優士に想いをぶつけてはこないし、
射抜くような視線も向けてこない…。
諦めのような、寂しさのような、
煮えきらない気持ちに懊悩(おうのう)とするなか、
突然知らされた駿人のアメリカ行きの決意。
激しくざわめく心に優士は戸惑い、そして…。
「この感情につける名前を俺はまだーー。」
離れた心がふたたび交錯する、
緊迫の第5巻!