龍の夫―亡国の神―
国王の弟である軍隊長に下った命令、それは――…
守護を得るために、龍神の“伴侶”となること。
夫となった傲慢な龍に、身体の内側から眷属に作り替えられる“歪な夫婦生活”。
「ほかの誰でもなく、私はお前がいいのだ
数百年、共に生きよう――…」
人と深く交わらず孤独に生きると決めたはずが、
本当は心の底でずっと欲していた言葉を、龍が与えてくれようとは。
そして、龍が誰よりも“絆”に憧れ、孤独だったことを知ってしまった。
もう独りに戻りたくない、独りにしたくない――…。
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