仰げば狂おし
「先生いつも物欲しそうな顔してた
αのくせに、Ωみたいな目をしてさ」
αでありながら平穏な日々を望んで生きる、教師の稲葉。
その平穏な日々は、新任の教師・牧野の手によって壊されていく。
牧野は元教え子のΩであり、
稲葉の記憶の奥底にしまい込まれたトラウマの元凶であった。
Ωである牧野に抱かれ、歪んだ執着に絡め取られていく稲葉だったが、
彼にはもう一つ、過去の秘密がありーー。
元教え子Ω×教師α
執着と本性が交錯する逆転オメガバース