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春呼ぶけものは白を溶かす(1)

佐々山彰

スパダリファンタジー同居獣人王族

「食べられたっていいです――ずっとここにいてくれるなら」

春の来ない村にたった1人で暮らすシロタは、
ある吹雪の日、怪我を負った獣人・ハイジと、
彼の連れている3人の子どもに出会う。

村の掟で「獣人に近づいてはいけない」と教えられていたシロタだったが、目の前の困っている人を放っておけず、
怪我が治るまでと家に招き入れることに。

可愛くて素直な子どもたちと、優しくて紳士的なハイジ。
4人と過ごす時間はシロタの心を癒し、そして欲深くしていく…。

美味しいご飯、快適な暮らし、
満月の夜の“発情”の相手。
いずれは遠くへ行くというハイジを引き留めるため、
シロタは「なんでも」しようとするが…。

【スパダリ王族獣人×贄の血を引く青年】
穏やかな日々と切なさが交差する、ファンタジーBL。

出版社:シュークリームPOP

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